《ママチャリ日記 2010年2月

■ 予算議会は波乱ぶくみ…

☆予算議会は波乱ぶくみ…。
本予算委員会が始まっています。
わたしは、普通予算委員会第二分科会の主査を務めさせていただいています。

初日の都市計画局審査では、冒頭に局長が、前日に市職員が収賄容疑で逮捕された事件、不祥事を陳謝することから始まっています。
なんといっても、市長が「不祥事は一掃した」などと豪語した直後です。
公務そのものの腐敗の背景を徹底して追及しなければなりません。

二日目は、建設局の審査を行っていますが、いま、委員会が中断する事態となっています。
午前は、普通予算特別委員会第1分科会は文化市民局審査、第2分科会は建設局審査、公営企業予算特別 委員会は病院事業についての審査を行っています。

他会派で、「京都市の予算執行に疑義があり、議員団会議を開きたいので、委員会の再開時刻を遅らせてほしい」と要望があり、議会全体の議事運営に関わるため、理事懇談会が開かれ調整中となっています。
本日の委員会は延会になるかも知れません。
いずれにせよ、何が起こるかわからないのが議会というものです。

☆お知らせ
日本共産党街頭演説会
時間 3月14日(日)午後5時~6時

場所 京都駅前 
弁士 志位和夫委員長
   成宮まり子京都国政委員長
   門ゆうすけ知事選予定候補

 

■ 第23回市民邦舞会に参加

 春を舞う
京都市と財団法人京都市芸術文化協会主催の第23回市民邦舞会に参加しました。
 
「出演する方を、もっと増やしたいけど…」
チケットを求め訪れた、会の関係者の方の言葉です。
景気の影響に思いを馳せました。
わたしは、洋舞のほうでしたが、ジャンルに拘らず、踊りが好きです。
 
踊りこんで、鍛え抜かれた舞姿は美しい…。
 
日本舞踊もできるといいですよね。座敷などで1曲舞いを披露して、ひとに楽しんでいただけたら幸せです。
 まあ、もっとも、その前にちょっと体を引き締めないといけません。
 
そういえば、夫が、年末に買ってきた縄跳び用の縄は、飛ばずにリビングのテーブルの上に寝たままでいます。
「縄跳び始めようかなあ~」

 

■ 加藤広太郎議員(右京区選出)の辞職

☆加藤広太郎議員(右京区選出)の辞職
17日、2月市会が始まりました。

本会議開始後、会期の決定につづき、加藤広太郎議員の議員辞職願いの許可が諮られました。
「辞職を許可することにご異議ございませんか」と議長。
「異議なし」
「ご異議なしと認め、加藤広太郎議員の議員辞職の許可を決定いたしました」と議長。

昨年2月から病気療養中であった、加藤広太郎さんは、「議員の職責を果 たすことはできない」と12日に京都市議会議長宛に辞職願を提出されていました。
とても残念でなりませんが、加藤さんの誠実な思いに応えられるよう、わたしなりにがんばらねばと思います。

☆市政報告懇談会
2月22日(月)午後7時~京都市職員会館かもがわにて
平成22年度京都市予算案について報告させていただきます。
ぜひ、ご参加いただき意見をお聞かせください。
 京都市職員会館「かもがわ」 河原町通り竹屋町東入る

 

■ 京都市予算を決める2月議会開会

☆京都市版、構造改革とたたかう!
平成22年度の京都市予算を決める2月議会が明日から始まります。
連日、担当局からひとつひとつの議案の内容を聞き取り勉強しています。
18日は平成21年度の補正予算審議、23日、24日の本会議質問の翌日から本予算審議となります。

わたしは、予算委員会第2分科会の主査としてがんばります。

これまで、京都市が市立病院の独立行政法人化、市立病院院内保育所「青い鳥保育園」の民間委託化、市立看護短期大学の廃止などをすすめていることを、みなさんにお伝えしてきました。
青い鳥保育園の民間委託化ストップを求める署名は1万3500筆、市立看護短期大学の存続を求める署名は1万6000筆、市立病院と京北病院を市立のまま存続させることを求める署名は2万4000筆を超えました。

貧困と格差を広げてきた「構造改革」はダメ!
自治体が、国の誤った政治から住民を守る防波堤の役割を投げ出すことは許せません。
京都市は、国保料、保育料の値上げに、保健所の統廃合まで提案しています。

ぜひ、議会を傍聴してください。23日(火)党代表質問者は井坂博文副団長、さとう和夫議員、河合ようこ議員です、ぜひご注目ください。

 

■ 国保料最高限度額4万円の値上げ案!

☆国保料最高限度額4万円の値上げ案!
2010年度京都市予算案が公表されています。
わたしは、国保の値上げ案の撤回を求めてがんばりたいと思います。

国保運営協議会に示された世帯モデルでみると、例えば40才~64才の二人世帯で
所得150万円の場合、26万360円が27万4,910円に
所得300万円の場合、44万8,310円が47万6,210円に
所得500面円の場合、65万670円が68万2,430円に
値上がります。

わたしは、2月6日から8日まで岐阜で開かれた自治体政策セミナーに参加してきましたが、旧政権下の構造改革で疲弊している地方から行動することが必要と学びました。
国民健康保険制度は、貧困に喘ぐ市民の命綱です。
国の責任を質すためにも、自治体の踏ん張りが必要です。

京都市は財政難だと言いますが、2010年度予算をみれば、不況で市民税収が落ち込んだものの、臨時財政対策債の増額によって実質的な交付税総額は前年度を上回り、公債償還基金の一部を取り崩して財源を確保しています。
財政再生団体に転落するなどと危機感をあおり、市民に負担を押し付けたり、市職員の賃金カットやリストラをやることは許せません。

☆予算要望回答書をご覧ください
みなさんから寄せられた声をもとに作成提出してきた日本共産党市会議員団2010年予算要望に対する回答書をくらたHPに紹介しています。
(回答書はPDFでNo.1~257まであります。)

 

■ 門ゆうすけさんを応援するナースの会 11日

2月11日 門ゆうすけさんを応援するナースの会
  京都アスニーにて
 くらた共子も激励にかけつけました。


 門ゆうすけは語ります。
経済界や府医師会関係者との懇談や対話を通し、マニフェストに示した府政転換の処方箋の正しさに確信を深めている…。全ては、いのちの平等のために…。

 医師、門ゆうすけから知事、門ゆうすけへ…。
構造改革路線を転換させ、安心して暮らせる府政を実現させるために力を合わせましょう。
 必要なのは、転換です。

 

■ 残された人生を人間らしく‥。 6日

☆残された人生を人間らしく‥。
84歳の女性は話つづけます。
88歳の夫の介護に疲れた‥。たった一人の息子は両足を失い‥。
自分は心臓病を抱えながら、いつまで生きられるのだろうか‥。
話は、60年を超える夫婦の有りようを等ります。

辛かった過去を語ることで、なんとか今を生き抜こうと‥
生活全般での介護が必要であっても、入院の対象じゃない。
介護が必要なのに、受け入れてくれる施設の数が足りない‥。
行き先を選びたくても、お金がなければ選べない。
主介護者になれないはずの人間が、主介護者にならされている。
「せめて、残された人生を人間らしく生きたい‥」こころの叫びを聞きました。

老老介護、認認介護(認知症の要介護者を、認知症の家族が介護する)などと言いますが、決して人ごとなんかじゃありません。
誰しも、生まれた瞬間から年をとり、誰かに支えられなければ生きられない運命を辿ります。
このことを温かく受け止める社会のしくみをつくるために政治の責任が問われているのです。

国会で、仁比議員の質問に「介護全般の問題について検討したい」と答えた鳩山首相ですが、在宅介護の現実を現場にきてみるべきですね。
わたしは、いつでも案内したいと思います。

 

■ 平成22年度当初予算案の内示 2日

☆平成22年度当初予算案の内示
 今日の午後、副市長から平成22年度の当初予算案についての説明を聞いています。
国保料最高限度額4万円の値上げ以外に、保育料、動物園の入場料、第二市場の使用料などの値上げが盛り込まれた予算です。

 詳しい中身の精査はこれからですが、不況の影響で、法人税、個人所得税共に落ちこむのは当然です。
暮らしも営業も厳しい時だからこそ、市民への負担増はすべきでありません。

 国会では志位委員長が、大企業が空前の利益をあげる一方で、中小企業が下請け工賃単価の切り下げで廃業に追い込まれたこと、労働法制の改悪で、人間がもの扱いされ使い捨てにされてきた実態を厳しく指摘し、「このままでは、未来はない。ただちに労働法制を改正し、大企業の内部留保を吐き出させ、利益に応じた応分の税負担を求めよ。
それをせずにして国民に負担を求めることは納得できない」と追及しました。

 政治と金の問題、基地問題に対する総理の態度を質す鋭い質問は、まさに国民の代弁者です。
 ほんまに、自治体も、国も変えなあかんなア~と思うばかりです。