☆西陣箔師の仕事場を拝見
事務所開きのあと、こくた衆議、成宮まり子さん、さこ府議らと明治10年創業の箔屋野口4代目当主の野口 康氏邸を訪問させていただき仕事場を拝見しました。
3年前に、東京文化研究所が公表した紅白梅図屏風(尾形光琳)の調査結果
で背景に金箔が使われていないのではないか?という説が紹介されました。
野口さんは、箔職人の立場でこの問題を実証実験、考察し、金箔を使っても東京文化研究所の調査結果
と矛盾しないとの説を論文にまとめられています。
仕事場では、実際の金箔を使った実験の一端を見せていただきました。国宝に対する学術論の展開に、大いに注目したいと思います。
お知らせ 野口 康さん 講義案内
「箔の話 ~尾形光琳の紅白梅図の製作技法と箔加工の技法~」
○ 日本画 伝統技法と画材を学ぶ 主催・尖 共催 京都芸術センター
日時 6月17(日)
会場 京都芸術センター大広間
定員 80名 料金 1000円
詳細はホームページをご覧ください。http://senten.exblog.jp/
京都芸術センター(中京区室町蛸薬師下ル山伏山町546-2)
四条烏丸24番 出口最寄 |