くらし環境委員会他都市調査について  くらたメモより
  調査期間 2012年8月20日(月)〜22日(水)


● 那覇市 新エネルギービジョン (那覇市環境部環境政策課地球温暖化対策推進室)から事業内容についてお話を伺いました。


平成24年度太陽光発電システム補助金制度:システム1KWあたり3万円(5万円を上限)
平成24年度住宅用太陽熱利用システム補助金制度:システム設置費用の10分の1または5万円のうち少ない金額
廃食用油の利用:市民が72自治会の集会場などで回収したものを、民間事業者が精製し利用しているとのこと。
生ゴミのバイオガス化は難しさがあるとのことでした。
私は、沖縄全体のごみ減量、地球温暖化対策と米軍基地問題について関心を持ちました。CO2排出量 の削減をすすめる上でも基地の存在が大きな障害となっていることは間違いないと考えます。
那覇市役所(仮庁舎)玄関の「オスプレイ配備は許せない」の垂れ幕に込められた市民の願いは、基地の全面 撤回と安保破棄の実現にあると思います。


●NAHAマラソン(那覇市経済観光部観光課)から事業内容についてお話を伺いました。
主催構成団体:那覇市、南部広域市町村圏事務組合、沖縄タイムズ社、琉球放送、那覇市観光協会、那覇市教育委員会
大会のコンセプト 平和とマラソン
実施状況:今年で第28回。参加ランナーはピーク時3万人。第26回大会から定員制(25,000人)を開始。行政の負担金は0円で黒字収支。沖縄県は後援。参加費は22回大会以降1000円UP。(21回大会までは赤字だったが、市の負担金はなし)
課題:日本陸連の公式大会とするための整備(出場者のタイム測定の厳格化に対応するなど)
コース変更はコンセプトとの整合性に難があるとのことでした。

● 沖縄県文化振興策・スポーツ・ツーリズム戦略推進事業(沖縄県文化観光スポーツ部文化振興課・スポーツ振興課)より事業内容についてお話を伺いました。

戦略的取り組み:民間出身者の登用、「文化観光スポーツ部」を立ち上げ「現代版踊奉行」として采配を振ることが期待されている。

沖縄県全体をステージとして捉え、ストーリー(戦略)を描き、テーマソング(理念)を作り、キャスティング(役割分担)して、プロデュース(情報発信)するという「沖縄全県版演出家」を目指す。

現在、スポーツアイランドOKINAWAとして、野球・サッカー・バスケット・サイクリング・ゴルフ等の大会やキャンプの誘致の取り組みを行い年間を通 しての来客増を図っているとのことでした。

キーパーソン:平田大一氏(詩人・演出家として地域と文化に根ざした幅広い活動を行って来られました。「若い世代には視点は郷土、視野は世界という感覚を持ってほしい」と発信する。 シャープさとパッション、包容力も備えておられ、語りにセンスを感じました。自身の役割を「しくみづくりと人材育成」と応えておられます。

スポーツチームの誘致活動ではインフラ整備に芝のコンディションを高めるために「芝人(しばんちゅ)」と名付けた芝のソムリエ養成を発案。「県内各地にサッカーキャンプを誘致できるだけの芝の質を高めていく」と発信されています。

直接的な海外チャンネル:アジア5ケ国、北米、南米、ロシアを含めて9ケ国への働きかけを行っており、7人の演出家が選出されています。
文化関係団体のネットワークづくり:芸大あり方検討委員会のマネジメント機能を県が果 たし、国立劇場沖縄のあり方の検討を行っているとのことでした。

● レベルファイブスタジアム(福岡市森と緑のまちづくり協会)から事業内容についてお話を伺いました。

建築面積:13,934,72平米、敷地面積:58,600,00平米、延床面 積 22,873,54平米
用途:観覧場(サッカー、ラグビー、アメリカンフットボール場) 収容人数:22,563人

レベルファイブスタジアムは福岡市が運営する多用途スタジアムです。運営資金を調達するために命名権を売却しゲームメーカーがスポンサーとなっています。料金収入は年間約2600万円。命名権スポンサー料は年間約3200万円。それ以外に必要な約2000万円は市の一般 会計から繰り入れて運営しているとのことでした。

ホームグラウンドにしているアビスパ福岡の運営サポートのため、利用料を減額されており、収益確保のために、結婚記念の写 真撮影用の貸し出しや、映画ロケーション利用にも応じるなど様々な取り組みが行われています。
管理体制は福岡市のOB職員を含む5人

課題としては収支改善が求められていることから、アビスパ福岡の利用料減額の見直しや、老朽施設のメンテナンス、ランニングコストの維持管理とのことでした。

説明の中で、市民の体育館の利用稼働率は高く、低廉な利用料金を維持していきたいと仰っていたことが印象的でした。
視察を終えて、車で移動する際にも、子ども達が楽しげに施設内に向かう様子を見かけました。