☆ 「入浴サービス」から在宅生活を考える

10月19日 シンポジウム  
上京区民が「入浴サービス」から在宅生活を考える
  〜ルビノ京都堀川にて〜約150人が参加

上京老人入浴サービス事業
「ねたきりのお年寄りをお風呂に入れたい」
1世帯1,000円を目安とした募金活動が、昭和54年7月に始まる
昭和55年4月 3000万円を超える募金から、2400万円を入浴設備等設置基金として寄付された
昭和55年11月 上京老人福祉センター開設
昭和56年4月 入浴サービス事業開始
昭和59年4月 ボランティアグループ紅梅会発足
平成3年   デイサービスセンターの入浴設備を併用利用

 シンポジウムでは、利用者、介護家族、ボランティア、地域包括支援センター、入浴サービス事業を実施する立場で上京老人福祉センターから発題されました。
 それぞれのお話から、「お風呂に入りたい」は当たり前の要求。
 その願いをかなえることのできる地域社会をつくるにはどうしたらいいのか、一緒に考え、力を合わせよう‥というメッセージが伝わりました。

 グループワークでも、自分らしく、人間らしく暮らせるための福祉サービスを充実させること、介護保険制度もよりよいものに改善していくことが必要との意見や願いが出されました。
 また、デイサービスのお風呂を活用して、介護保険外の入浴サービスの取り組みが始まっていると、銭湯がなくなり、遠方の銭湯に行かなければならない住民のために地域で送迎ボランティアの取り組みがすすんでいることなども報告されました。

 大谷大学准教授の志藤修史氏は、銭湯や電話にみられるような「公衆」のものがなくなることで困るのはお年寄りや、こどもたち。
 自分らしく、気持よく暮らしたいという欲求は誰もがもっているもの。

 年をとったり、生活が厳しくなれば、自分らしく生きることをあきらめなければならないのか、今日のシンポジウムのテーマは「入浴サービス」だが、わたしたちにまちづくりの問題を投げかけているのではないでしょうか。
 じゃあ、どうすればいいのか、住民の参加と活動を広げるための条件づくりが必要ということではないでしょうか、「入浴サービス」が使い易く、安心して参加し、安定的に運営できるものにするということが求められる‥とコメントしました。
   
 わたしは、今日のシンポジウムに参加して、誰もがもっている「気持ちよくお風呂に入りたい」の願いを参加者とともに共有することができたこと。そのことが入浴サービスの制度化に向けた一歩になると感じました。合わせて、要求から出発した各地域の取り組みは貴重です。
介護保険の内容改善にもつなげていきたいと思いました。